給水装置工事主任技術者 過去問
令和3年度(2021年)
問28 (給水装置の構造及び性能 問28)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和3年度(2021年) 問28(給水装置の構造及び性能 問28) (訂正依頼・報告はこちら)

給水装置の逆流防止に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • バキュームブレーカの下端又は逆流防止機能が働く位置と水受け容器の越流面との間隔を100mm以上確保する。
  • 吐水口を有する給水装置から浴槽に給水する場合は、越流面からの吐水口空間は50mm以上を確保する。
  • 吐水口を有する給水装置からプールに給水する場合は、越流面からの吐水口空間は200mm以上を確保する。
  • 減圧式逆流防止器は、構造が複雑であり、機能を良好な状態に確保するためにはテストコックを用いた定期的な性能確認及び維持管理が必要である。
  • ばね式、リフト式、スイング式逆止弁は、シール部分に鉄さび等の夾雑物が挟まったり、また、パッキン等シール材の摩耗や劣化により逆流防止性能を失うおそれがある。

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題は給水装置の逆流防止に関する基準や指針についての理解を問うものです。

それぞれの選択肢を検討してみましょう。

選択肢1. バキュームブレーカの下端又は逆流防止機能が働く位置と水受け容器の越流面との間隔を100mm以上確保する。

- 不適当

正しくはバキュームブレーカーの下端または逆流防止機能が働く位置と水受け容器の越流面との間隔は150mm以上確保です。

選択肢2. 吐水口を有する給水装置から浴槽に給水する場合は、越流面からの吐水口空間は50mm以上を確保する。

- 適切

水の逆流を防ぐために吐水口と浴槽の水面との間に一定の距離を設ける必要があります。

選択肢3. 吐水口を有する給水装置からプールに給水する場合は、越流面からの吐水口空間は200mm以上を確保する。

- プールへの給水における逆流防止のための適切な基準を反映した記述です。

選択肢4. 減圧式逆流防止器は、構造が複雑であり、機能を良好な状態に確保するためにはテストコックを用いた定期的な性能確認及び維持管理が必要である。

- 減圧式逆流防止器の適切な維持管理に関する正確な記述です。

選択肢5. ばね式、リフト式、スイング式逆止弁は、シール部分に鉄さび等の夾雑物が挟まったり、また、パッキン等シール材の摩耗や劣化により逆流防止性能を失うおそれがある。

- これは逆止弁の一般的なメンテナンスや故障の可能性について正確に説明しています。

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02

この問題は空間距離(エアギャップ)の数値ミスを見抜く問題です。

覚えたい数値は以下の3つです。

浴槽:50mm以上

プール:200mm以上

バキュームブレーカ:条件依存(固定値無し)

選択肢1. バキュームブレーカの下端又は逆流防止機能が働く位置と水受け容器の越流面との間隔を100mm以上確保する。

-誤

「給水装置の構造及び材質の基準に関する省令 第4条」で記載があります。
「吐水口空間は、越流面から適切な距離を確保すること。」

 

また「給水装置工事技術指針」で記載があります。
「バキュームブレーカの設置高さは、必要な吐水口空間を確保すること。」

 

バキュームブレーカにおける空間確保は、単純に100mm固定ではなく用途・条件に応じた基準があり、一律に100mmとする記述は不適当です。

選択肢2. 吐水口を有する給水装置から浴槽に給水する場合は、越流面からの吐水口空間は50mm以上を確保する。

-正

「給水装置工事技術指針」で記載があります。
「浴槽への給水は、吐水口空間を50mm以上確保すること。」

浴槽は比較的リスクが低いため50mm以上で可となっており正しいです。

選択肢3. 吐水口を有する給水装置からプールに給水する場合は、越流面からの吐水口空間は200mm以上を確保する。

-正

「給水装置工事技術指針」で記載があります。
「プール等は衛生上の観点から、より大きな吐水口空間を確保すること。」

プールは汚染リスクが高いため200mm以上の空間確保が必要であり正しいです。

選択肢4. 減圧式逆流防止器は、構造が複雑であり、機能を良好な状態に確保するためにはテストコックを用いた定期的な性能確認及び維持管理が必要である。

-正

「給水装置工事技術指針」で記載があります。
「減圧式逆流防止器は、定期的に性能確認を行うこと。」

構造が複雑なためテストコックによる点検が必要であり正しいです。

選択肢5. ばね式、リフト式、スイング式逆止弁は、シール部分に鉄さび等の夾雑物が挟まったり、また、パッキン等シール材の摩耗や劣化により逆流防止性能を失うおそれがある。

-正

「給水装置工事技術指針」で記載があります。
「逆止弁は、異物混入や劣化により機能低下を生じるおそれがある。」

鉄さび、摩耗、劣化により逆流防止機能が低下するため正しいです。

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