給水装置工事主任技術者 過去問
令和4年度(2022年)
問25 (給水装置の構造及び性能 問6)
問題文
ア 水撃作用が発生するおそれのある箇所には、その直後に水撃防止器具を設置する。
イ 水栓、電磁弁、元止め式瞬間湯沸器は作動状況によっては、水撃作用が生じるおそれがある。
ウ 空気が抜けにくい鳥居配管がある管路は水撃作用が発生するおそれがある。
エ 給水管の水圧が高い場合は、減圧弁、定流量弁等を設置し、給水圧又は流速を下げる。
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問題
給水装置工事主任技術者試験 令和4年度(2022年) 問25(給水装置の構造及び性能 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
ア 水撃作用が発生するおそれのある箇所には、その直後に水撃防止器具を設置する。
イ 水栓、電磁弁、元止め式瞬間湯沸器は作動状況によっては、水撃作用が生じるおそれがある。
ウ 空気が抜けにくい鳥居配管がある管路は水撃作用が発生するおそれがある。
エ 給水管の水圧が高い場合は、減圧弁、定流量弁等を設置し、給水圧又は流速を下げる。
- ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正
- ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
- ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:正
- ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:誤
- ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:正
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この過去問の解説 (2件)
01
それぞれの文章の正誤を考えて、その組み合わせを答える問題です。
ア 水撃作用が発生するおそれのある箇所には、その直後に水撃防止器具を設置する。
これは「誤り」です。
水撃防止器具は、その箇所の「直後」ではなく、「その手前」です。
イ 水栓、電磁弁、元止め式瞬間湯沸器は作動状況によっては、水撃作用が生じるおそれがある。
これは「正しい」です。
電磁弁とは、電気をオン、オフすることで磁石のようになる電磁石と弁を組み合わせたもので、空気や水などの流れを制御するものです。
ウ 空気が抜けにくい鳥居配管がある管路は水撃作用が発生するおそれがある。
これは「正しい」です。
鳥居配管とは鳥居のような形をしていることからそういう名前になっているわけですが、障害物を避けるために結果的にそういう形になっています。ただ、鳥居配管になっていると、空気は水よりも軽く、上の凸部分にたまってしまいます。そのため、鳥居配管は避けるように言われています。
エ 給水管の水圧が高い場合は、減圧弁、定流量弁等を設置し、給水圧又は流速を下げる。
これは「正しい」です。
減圧弁は給水管の圧力を一定に保つことでウォーターハンマーなどのトラブルを予防するものです。
定流量弁は給水管の流量を一定に保つことで圧力が変動しないように制御しています。
以上を総合すると、ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正 が正しい組み合わせです。
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02
適当な組み合わせは、「ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正」です。
この問題のポイントは、水撃防止器具を設置する位置と、水撃作用が起こりやすい給水用具や配管の形を正しく押さえることです。国土交通省の「給水装置標準計画・施工方法」では、水撃作用が生じるおそれのある場合には、給水圧や流速を下げたり、水撃防止器具を設置したり、鳥居配管のような空気がたまりやすい配管を避けたりすることが示されています。
「水撃作用が発生するおそれのある箇所には、その直後に水撃防止器具を設置する。」
この選択肢は誤りです。
基準では、水撃防止器具はその直後ではなく、その手前に近接して設置するとされています。急に水を止めたときの衝撃をできるだけ早く吸収するためです。問題文は、この位置関係が逆になっています。
「水栓、電磁弁、元止め式瞬間湯沸器は作動状況によっては、水撃作用が生じるおそれがある。」
この選択肢は適切な記述です。
基準では、開閉時間が短い給水栓などは、過大な水撃作用を生じるおそれがあるとされており、具体例として電磁弁や元止め式瞬間湯沸器などが挙げられています。水栓も急に止めると水撃作用の原因になります。
「空気が抜けにくい鳥居配管がある管路は水撃作用が発生するおそれがある。」
この選択肢は適切な記述です。
基準では、空気の停滞が生じるおそれのある鳥居配管等は避けることとされています。鳥居配管のように空気がたまりやすい配管では、水撃作用が増幅されるおそれがあるためです。
「給水管の水圧が高い場合は、減圧弁、定流量弁等を設置し、給水圧又は流速を下げる。」
この選択肢は適切な記述です。
基準では、給水圧が高水圧となる場合は、減圧弁、定流量弁等を設置し、給水圧又は流速を下げることとされています。水の勢いが強すぎると、水撃作用が起こりやすくなるためです。
この問題で覚えておくポイントは、水撃防止器具は「その手前に近接して」設置することです。ここを「直後」と入れ替えると誤りになります。さらに、電磁弁や元止め式瞬間湯沸器のような急閉止しやすい器具、鳥居配管のように空気がたまりやすい配管、高い給水圧は、水撃作用の原因や増幅要因になりやすいです。
覚えておくポイントとしては、
水撃防止器具は手前に設置
急に止まる器具は要注意
鳥居配管は避ける
高水圧なら減圧弁や定流量弁で調整
この流れで整理すると、同じ形の問題でも判断しやすくなります。
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