給水装置工事主任技術者 過去問
令和5年度(2023年)
問52 (給水装置の概要 問12)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和5年度(2023年) 問52(給水装置の概要 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

給水用具の故障と対策に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • 受水槽のボールタップからの補給水が止まらないので原因を調査した。その結果、ボールタップの弁座が損傷していたので、ボールタップのパッキンを取替えた。
  • 大便器洗浄弁から常に大量の水が流出していたので原因を調査した。その結果、ピストンバルブの小孔が詰まっていたので、ピストンバルブを取り外して小孔を掃除した。
  • 副弁付定水位弁から水が出ないので原因を調査した。その結果、ストレーナに異物が詰まっていたので、分解して清掃した。
  • 水栓を開閉する際にウォーターハンマーが発生するので原因を調査した。その結果、水圧が高いことが原因であったので減圧弁を設置した。

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この過去問の解説 (3件)

01

ボールタップの故障例と、その原因と対策について押さえておきましょう。

選択肢1. 受水槽のボールタップからの補給水が止まらないので原因を調査した。その結果、ボールタップの弁座が損傷していたので、ボールタップのパッキンを取替えた。

ボールタップのパッキンではなくボールタップ自体を取り替えるのが正しい為、この記述は誤りです。

選択肢2. 大便器洗浄弁から常に大量の水が流出していたので原因を調査した。その結果、ピストンバルブの小孔が詰まっていたので、ピストンバルブを取り外して小孔を掃除した。

記述の通りです。

選択肢3. 副弁付定水位弁から水が出ないので原因を調査した。その結果、ストレーナに異物が詰まっていたので、分解して清掃した。

記述の通りです。

選択肢4. 水栓を開閉する際にウォーターハンマーが発生するので原因を調査した。その結果、水圧が高いことが原因であったので減圧弁を設置した。

記述の通りです。

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02

ボールタップの不具合に関する問題では、弁座の損傷か、パッキンの劣化かを正しく見極めることが重要です。

ピストンバルブやストレーナの詰まりは、分解して清掃するのが一般的な対処法です。

ウォーターハンマー対策として減圧弁やウォーターハンマー防止器を設置するのは基本的な解決策になります。

選択肢1. 受水槽のボールタップからの補給水が止まらないので原因を調査した。その結果、ボールタップの弁座が損傷していたので、ボールタップのパッキンを取替えた。

不適当です。

ボールタップの補給水が止まらない原因が弁座の損傷である場合、弁座そのものを修理・交換する必要があります。
パッキンを交換しても、弁座の損傷は解消されません。パッキンは水漏れや動作不良の原因になることがありますが、弁座の損傷とは別の問題です。

正しい対処法は、弁座の修理やボールタップ全体の交換です。

選択肢2. 大便器洗浄弁から常に大量の水が流出していたので原因を調査した。その結果、ピストンバルブの小孔が詰まっていたので、ピストンバルブを取り外して小孔を掃除した。

適当です。
ピストンバルブの小孔が詰まると、水が止まらなくなることがあります。この場合、小孔を清掃することで問題が解消されます。

選択肢3. 副弁付定水位弁から水が出ないので原因を調査した。その結果、ストレーナに異物が詰まっていたので、分解して清掃した。

適当です。
副弁付定水位弁のストレーナが詰まると、水が流れなくなります。ストレーナを清掃することで正常に戻ります。

選択肢4. 水栓を開閉する際にウォーターハンマーが発生するので原因を調査した。その結果、水圧が高いことが原因であったので減圧弁を設置した。

適当です。
ウォーターハンマーは水圧が高い場合に発生しやすいです。減圧弁を設置して水圧を下げるのは、適切な対策方法です。

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03

給水用具の故障と対策に関する問題は頻出であるため、給水用具の構造や特徴、故障原因を整理して確実に覚えておきましょう。

選択肢1. 受水槽のボールタップからの補給水が止まらないので原因を調査した。その結果、ボールタップの弁座が損傷していたので、ボールタップのパッキンを取替えた。

不適当です。

 

×ボールタップのパッキンを取り換える

弁座またはボールタップ本体の交換が必要

 

ボールタップの弁座が損傷している場合、パッキンを交換しても改善されないため、弁座又は本体の交換が必要となります。

選択肢2. 大便器洗浄弁から常に大量の水が流出していたので原因を調査した。その結果、ピストンバルブの小孔が詰まっていたので、ピストンバルブを取り外して小孔を掃除した。

設問の通り、適当です。

 

大便器洗浄弁から常に大量の水が流出する原因が、ピストンバルブの小孔の詰まりである場合、小孔が閉じてふさがることで圧力バランスが崩れ、弁が閉止しなくなります。

そのため、ピストンバルブを取り外して小孔の詰まりを清掃する必要があります。

選択肢3. 副弁付定水位弁から水が出ないので原因を調査した。その結果、ストレーナに異物が詰まっていたので、分解して清掃した。

設問の通り、適当です。

 

副弁付定水位弁から水が出ない原因がストレーナの詰まりである場合、異物により通水が妨げられるため、分解して清掃する必要があります。

選択肢4. 水栓を開閉する際にウォーターハンマーが発生するので原因を調査した。その結果、水圧が高いことが原因であったので減圧弁を設置した。

設問の通り、適当です。

 

水栓を開閉する際にウォーターハンマーが発生した原因が水圧の過大である場合、減圧弁を設置して圧力を適正に調節し、ウォーターハンマーの発生を抑制する必要があります。

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