給水装置工事主任技術者 過去問
令和6年度(2024年)
問29 (給水装置の構造及び性能 問10)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和6年度(2024年) 問29(給水装置の構造及び性能 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

凍結事故の処理に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • 配管が吊り金具等の支持金具に支持されている場合は、維持管理が困難な場合が多いため、金属製給水管に直接電流を通し、発生する熱を利用する電気による解氷が有効である。
  • 給水管の外側から解氷するには、凍結した管や給水用具の外側を布等で覆い、湯をかける方法がある。
  • 蒸気を耐熱ホースで凍結管に注入する解氷方法は、硬質ポリ塩化ビニル管、ポリエチレン二層管等の合成樹脂管に対する凍結解氷に有効である。
  • 給水管の内側から解氷するには、貯湯タンク、小型バッテリー、電動ポンプ等を組み合わせた小型解氷機により、温水を給水管内にノズル付耐熱ホースで噴射しながら送り込む方法がある。

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この過去問の解説 (2件)

01

凍結処理に関しては温水による解氷、蒸気による解氷、電気による解氷の3パターンが問われますので、それぞれの特徴と違いを押さえておきましょう。

選択肢1. 配管が吊り金具等の支持金具に支持されている場合は、維持管理が困難な場合が多いため、金属製給水管に直接電流を通し、発生する熱を利用する電気による解氷が有効である。

電気による解氷では異種の配管材料が混在している状況ですと漏電や火災を起こす恐れがある為、この記述は誤りです。

選択肢2. 給水管の外側から解氷するには、凍結した管や給水用具の外側を布等で覆い、湯をかける方法がある。

記述の通りです。

選択肢3. 蒸気を耐熱ホースで凍結管に注入する解氷方法は、硬質ポリ塩化ビニル管、ポリエチレン二層管等の合成樹脂管に対する凍結解氷に有効である。

記述の通りです。

選択肢4. 給水管の内側から解氷するには、貯湯タンク、小型バッテリー、電動ポンプ等を組み合わせた小型解氷機により、温水を給水管内にノズル付耐熱ホースで噴射しながら送り込む方法がある。

記述の通りです。

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02

凍結事故の処理に関する問題です。

凍結事故の対策について、給水管の解氷は以下の3つがあります。

・温水による解氷

・蒸気による解氷

・電気による解氷

配管などによっては使用できないケースの解氷方法もありますので、注意が必要です。

 

選択肢1. 配管が吊り金具等の支持金具に支持されている場合は、維持管理が困難な場合が多いため、金属製給水管に直接電流を通し、発生する熱を利用する電気による解氷が有効である。

不適当です。

 

異種の配管材料が混在している場合、火災などを引き起こす可能性があるため、誤りです。

異種の配管材料が混在しているユニット装置や、ステンレス鋼鋼管等は電気による解氷を極力避けましょう

選択肢2. 給水管の外側から解氷するには、凍結した管や給水用具の外側を布等で覆い、湯をかける方法がある。

設問の通り、適当です。

 

直接湯をかけるのではなく、凍結した管や給水用具の外側を布等で覆ってから湯をかけます。

選択肢3. 蒸気を耐熱ホースで凍結管に注入する解氷方法は、硬質ポリ塩化ビニル管、ポリエチレン二層管等の合成樹脂管に対する凍結解氷に有効である。

設問の通り、適当です。

 

合成樹脂管(硬貨ポリ塩化ビニル管・ポリエチレン二層管等)に対する凍結解氷方法は、蒸気を耐熱ホースで凍った凍結管に注入することが有効です。

 

なお、過去に同じ記述で出題されていた選択肢ですので、よく出題されることを覚えておきましょう。

選択肢4. 給水管の内側から解氷するには、貯湯タンク、小型バッテリー、電動ポンプ等を組み合わせた小型解氷機により、温水を給水管内にノズル付耐熱ホースで噴射しながら送り込む方法がある。

設問の通り、適当です。

 

給水管の内側からの解氷方法は、記述のように貯温タンク・小型バッテリー・電動ポンプ等の組み合わせた小型解氷機により、耐熱ホースで温水を噴射して流す方法があります。

熱湯は管を破損するリスクがあるため、必ず温水を使用します。

まとめ

凍結防止の処理については、寒冷地対策の凍結防止対策や凍結深度の記述とセットで覚えておきましょう。

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