給水装置工事主任技術者 過去問
令和7年度(2025年)
問51 (給水装置の概要 問11)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和7年度(2025年) 問51(給水装置の概要 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

給水用具の故障と対策に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • 受水槽のボールタップの故障で水が止まらなかったので、原因を調査した。その結果、弁座が損傷していたので、ボールタップを取り替えた。
  • ダイヤフラム式定水位弁の故障で水が出なくなったので、原因を調査した。その結果、流量調節棒が締め切った状態になっていたので、ハンドルを回して所定の位置にした。
  • ピストン式定水位弁の水が止まらなかったので、原因を調査した。その結果、主弁座パッキンが摩耗していたので、主弁座パッキンを取り替えた。
  • 水栓から不快音があったので、原因を調査した。その結果、スピンドルの孔とこま軸の外径が合わなく、がたつきがあったので、スピンドルを取り替えた。

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この過去問の解説 (1件)

01

不適当なものは、水栓から不快音があり、スピンドルの孔とこま軸の外径が合わないため、スピンドルを取り替えたという記述です。

この問題は、給水用具に故障が起きたとき、原因に合った対策を選べているかを確認する問題です。
水栓から不快音が出る原因が、スピンドルの孔とこま軸の外径の不一致によるがたつきである場合、対策は摩耗したこまの取替えです。スピンドルを取り替えるという対策が不適当です。

選択肢1. 受水槽のボールタップの故障で水が止まらなかったので、原因を調査した。その結果、弁座が損傷していたので、ボールタップを取り替えた。

これは適切な記述です。

ボールタップで水が止まらない場合、原因の一つに弁座の損傷や摩耗があります。
弁座が損傷している場合は、部品の簡単な調整だけでは直りにくいため、ボールタップを取り替える対応が適切です。

選択肢2. ダイヤフラム式定水位弁の故障で水が出なくなったので、原因を調査した。その結果、流量調節棒が締め切った状態になっていたので、ハンドルを回して所定の位置にした。

これは適切な記述です。

定水位弁で水が出ない場合、流量調節棒が締め切った状態になっていることがあります。
この場合は、水の通り道が閉じているような状態なので、ハンドルを回して所定の位置に戻すことで、水が流れるように調整します。

選択肢3. ピストン式定水位弁の水が止まらなかったので、原因を調査した。その結果、主弁座パッキンが摩耗していたので、主弁座パッキンを取り替えた。

これは適切な記述です。

定水位弁で水が止まらない場合、主弁座パッキンの摩耗が原因になることがあります。
パッキンは水を止めるための大切な部品なので、摩耗している場合は新しいものに取り替える必要があります。

選択肢4. 水栓から不快音があったので、原因を調査した。その結果、スピンドルの孔とこま軸の外径が合わなく、がたつきがあったので、スピンドルを取り替えた。

これは不適当な記述です。

水栓から不快音が出る原因として、スピンドルの孔とこま軸の外径が合わず、こまががたつくことがあります。
この場合の対策は、摩耗したこまを取り替えることです。問題文ではスピンドルを取り替えるとしているため、原因に対する対策が合っていません。

 

まとめ

この問題では、故障した部分をよく見て、原因に合った部品を取り替えることが大切です。

覚えておくポイントは、次のとおりです。

・ボールタップの弁座が損傷している場合は、ボールタップを取り替えます。

・定水位弁で流量調節棒が締め切られている場合は、ハンドルを回して所定の位置にします。

・主弁座パッキンが摩耗している場合は、パッキンを取り替えます。

・水栓の不快音が、スピンドルの孔とこま軸の外径の不一致による場合は、スピンドルではなく、摩耗したこまを取り替えます。

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