給水装置工事主任技術者 過去問
令和7年度(2025年)
問57 (給水装置施工管理法 問6)
問題文
ア 工事の施工に当たり、事故が発生した場合は、直ちに必要な措置を講じた上で、事故の状況及び措置の内容を水道事業者及び関係官公署に報告する。
イ 水道事業者、需要者(発注者)等が常に施工状況の確認ができるよう必要な資料、写真の取りまとめを行っておく。
ウ 断水連絡、布設替、その他特に施工時間が定められた箇所における給水装置工事については、水道事業者や関連する事業者と事前に打合わせを行い、指定時間内において円滑な工程の進行を図る。
エ 道路部掘削時の埋戻しに使用する埋戻し土は、水道法に定める基準を満たした材料であるか検査・確認し、水道事業者の承諾を得たものを使用する。
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問題
給水装置工事主任技術者試験 令和7年度(2025年) 問57(給水装置施工管理法 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
ア 工事の施工に当たり、事故が発生した場合は、直ちに必要な措置を講じた上で、事故の状況及び措置の内容を水道事業者及び関係官公署に報告する。
イ 水道事業者、需要者(発注者)等が常に施工状況の確認ができるよう必要な資料、写真の取りまとめを行っておく。
ウ 断水連絡、布設替、その他特に施工時間が定められた箇所における給水装置工事については、水道事業者や関連する事業者と事前に打合わせを行い、指定時間内において円滑な工程の進行を図る。
エ 道路部掘削時の埋戻しに使用する埋戻し土は、水道法に定める基準を満たした材料であるか検査・確認し、水道事業者の承諾を得たものを使用する。
- (ア) 正 (イ) 正 (ウ) 正 (エ) 正
- (ア) 正 (イ) 誤 (ウ) 正 (エ) 誤
- (ア) 誤 (イ) 正 (ウ) 誤 (エ) 正
- (ア) 誤 (イ) 正 (ウ) 正 (エ) 正
- (ア) 正 (イ) 正 (ウ) 正 (エ) 誤
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この過去問の解説 (2件)
01
「(ア)正(イ)正(ウ)正(エ)誤」の組み合わせが適当です。
この問題では、給水装置工事を安全に、予定どおり、確認できる形で進めるための施工管理が問われています。
ア・イ・ウは、いずれも給水装置工事で必要な対応です。エは、埋戻し土について「水道法に定める基準」としている点が誤りです。
【ア】
正しい記述です。
工事中に事故が起きた場合は、まず人の安全を守り、被害が広がらないようにします。そのうえで、事故の状況や行った措置を水道事業者や関係する役所などに報告する必要があります。工事中の事故対応についても、直ちに必要な措置を講じ、事故の状況や措置内容を報告することが示されています。
【イ】
正しい記述です。
給水装置工事では、あとから工事内容を確認できるようにしておくことが大切です。特に、配管の位置や施工中の状態は、工事後に見えなくなることがあります。そのため、必要な資料や写真を整理しておく必要があります。水道事業者や発注者が施工状況を確認できるよう、資料や写真を取りまとめておくことが求められます。
【ウ】
正しい記述です。
断水を伴う工事や、布設替えの工事、作業できる時間が決められている工事では、事前の打合せがとても重要です。水道事業者や関係する事業者と予定を確認しておかないと、断水時間が長くなったり、周囲に迷惑をかけたりするおそれがあります。指定された時間内に工事を進めるため、事前に打合せを行う必要があります。
【エ】
誤った記述です。
道路部を掘削したあとに使う埋戻し土は、適切な材料であることを確認する必要があります。ただし、この記述では「水道法に定める基準」としている点が誤りです。
埋戻し土については、一般に水道事業者が定める基準を満たす材料であるかを確認し、水道事業者の承諾を得たものを使用します。つまり、基準の根拠を「水道法に定める基準」としている部分が適切ではありません。
この問題でおさえるポイントは、給水装置工事の施工管理では、事故時の速やかな対応と報告、施工状況を確認できる資料や写真の整理、断水や施工時間が限られる工事での事前打合せが重要だという点です。
一方で、道路部掘削時の埋戻し土については、「水道法に定める基準」ではなく、水道事業者が定める基準や承諾に基づいて扱う点を区別して覚えておくとよいです。
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02
給水装置工事の施工管理に関する問題です。
ア 正
「工事の施工に当たり、事故が発生した場合は、直ちに必要な措置を講じた上で、事故の状況及び措置の内容を水道事業者及び関係官公署に報告する。」
工事施行中に事故が発生したときは、または発生するおそれがあるときは、直ちに必要な措置を講じた上で、水道事業者や関係官公署に事故状況と措置内容の報告を行います。
イ 正
「水道事業者、需要者(発注者)等が常に施工状況の確認ができるよう必要な資料、写真の取りまとめを行っておく。」
工事事業者は、水道事業者が常に施工状況を確認できるよう必要な資料の提出及び報告等適切な処置を講じる必要がある。
水道事業者、発注者が工事の途中経過を現場確認に来ることは工事期間中何度かあり、そのときに施工状況を的確に説明し、現場状況を説明できるかがポイントです。
現場状況の説明に、図面・工程表などの資料に写真を加えることで、施工状況をよく説明・納得してもらえます。
ウ 正
「断水連絡、布設替、その他特に施工時間が定められた箇所における給水装置工事については、水道事業者や関連する事業者と事前に打合わせを行い、指定時間内において円滑な工程の進行を図る。」
給水装置工事に際しての留意点は、次のようなものです。
1) 工程管理
常に工事の進行状況を把握し、予定の工事工程と実績とを比較し、工事の円滑な進行を図ります。
2) 施工管理
(a) 工事開始前に、水道事業者と打合せて決めた施工計画に基づき、工事の適正な施工管理を行います。
(b) 断水連絡・布設替・他特に施工時間が定められた箇所は、水道事業者や関連事業者と、事前に打合せを行い、指定時間内に工程進行が円滑に進められるように図ります。
エ 誤
「道路部掘削時の埋戻しに使用する埋戻し土は、
水道法に定める基準建設汚泥処理土利用技術基準(国交省)を満たした材料であるか検査・確認し、水道事業者の承諾を得たものを使用する。」◆ 建設汚泥処理土利用技術基準
1) 目的:本基準は、建設工事に伴って発生する建設汚泥の処理土の土質特性に応じた区分基準および区分に応じた適用用途標準を示して、建設汚泥の適正な再生利用の促進を図ることが目的です。
2) 適用:本基準は、建設汚泥を土質材料として盛土に再生利用する場合に適用します。
環境基本法の土壌環境基準や、土壌汚染対策法の特定有害物質の含有量基準に適合しないものは、本基準の対象外とします。
3) 建設汚泥は、建設工事による掘削工事から生じる泥状掘削物や泥水で廃棄物処理法規定の産業廃棄物として取り扱われるものです。
◆ 掘削した道路を復旧する方法や埋戻し方法については、「道路法・施行令・施行規則」で規定されていますが、材料の検査については、規定がありません。
なお、水道事業者に関しての掘削・埋戻しについては、各水道局の「配水管工事標準仕様書」に記載があります。
正
冒頭解説の通り、(ア)正 (イ)正 (ウ)正 (エ)誤 となります。
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