給水装置工事主任技術者 過去問
令和2年度(2020年)
問54 (給水装置の概要 問55)
問題文
ア ピストン式定水位弁の水が止まらなかったので原因を調査した。その結果、主弁座パッキンが摩耗していたので、新品に取り替えた。
イ 大便器洗浄弁の吐水量が少なかったので原因を調査した。その結果、水量調節ねじが閉め過ぎていたので、水量調節ねじを右に回して吐水量を増やした。
ウ ボールタップ付ロータンクの水が止まらなかったので原因を調査した。その結果、フロート弁の摩耗、損傷のためすき間から水が流れ込んでいたので、分解し清掃した。
エ ダイヤフラム式ボールタップ付ロータンクのタンク内の水位が上がらなかったので原因を調査した。その結果、排水弁のパッキンが摩耗していたので、排水弁のパッキンを取り替えた。
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問題
給水装置工事主任技術者試験 令和2年度(2020年) 問54(給水装置の概要 問55) (訂正依頼・報告はこちら)
ア ピストン式定水位弁の水が止まらなかったので原因を調査した。その結果、主弁座パッキンが摩耗していたので、新品に取り替えた。
イ 大便器洗浄弁の吐水量が少なかったので原因を調査した。その結果、水量調節ねじが閉め過ぎていたので、水量調節ねじを右に回して吐水量を増やした。
ウ ボールタップ付ロータンクの水が止まらなかったので原因を調査した。その結果、フロート弁の摩耗、損傷のためすき間から水が流れ込んでいたので、分解し清掃した。
エ ダイヤフラム式ボールタップ付ロータンクのタンク内の水位が上がらなかったので原因を調査した。その結果、排水弁のパッキンが摩耗していたので、排水弁のパッキンを取り替えた。
- ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
- ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:正
- ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
- ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:誤
- ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題は、給水用具の故障とその対策に焦点を当てています。
給水用具の故障が生じた際に、その原因を正確に特定し、適切な修理や調整を行う能力が試されます。
これには、各給水用具の機能と構造に関する知識が必要です。
(ア)正しいです。
「ピストン式定水位弁」の故障の原因が主弁座パッキンの摩耗であると正しく特定され、新品に取り替えることで適切に対処されています。
この対応は、定水位弁の構造と機能を理解していることを示しています。
(イ)は誤りです。
大便器洗浄弁の吐水量の問題は、水量調節ねじが閉め過ぎていたために発生しました。
しかし、水量調節ねじを右に回して吐水量を増やす方法は、一般的な水道設備の標準操作とは異なるため、誤りとされます。
(誤)水量調節ねじを右に回して
(正)水量調節ねじを左に回して
(ウ)は誤りです。
「ボールタップ付ロータンク」の問題では、フロート弁の摩耗や損傷が原因で水が止まらない状況が発生しました。
ただし、単に分解して清掃するだけでは、根本的な故障の原因には対処していないため、この対応は不十分とされます。
(誤)分解し清掃した。
(正)新しいフロート弁に交換した。
(エ)は正しいです。
「ダイヤフラム式ボールタップ付ロータンク」の問題は、排水弁のパッキン摩耗が原因でした。
この場合、排水弁のパッキンを取り替えることで問題を適切に解決することができます。
これは、ロータンクの構造と機能を理解していることを示しています。
この問題では、給水用具の故障時に原因を正確に特定し、適切な修理や調整を行う知識が求められます。
特に、主弁座パッキンの摩耗や排水弁のパッキンの交換など、小さな部品の故障が大きな影響を与えることを理解し、これらの部品の交換や調整に関する知識が重要です。
また、水量調節ねじの操作やフロート弁の清掃だけでは不十分な場合もあり、より深い理解と対策が必要です。
※「ピストン式定水位弁」の構造と機能
イメージしてみましょう。
ピストン式定水位弁は、水道の中にある特別な部品で、水の量をちょうど良く保つ役割をしています。
この定水位弁には、「ピストン」という部分があります。
ピストンはちょっとしたプラスチックや金属の筒のようなもので、水の流れをコントロールするために上下に動きます。
水が多くなりすぎたら、ピストンが上に動いて水の流れを止めます。
逆に、水が少なくなったら、ピストンが下がってもっと水が入るようにします。
このおかげで、たとえば、トイレのタンクの水の量がいつも同じに保たれます。
水が多すぎず、少なすぎず、ちょうどいい量になるんですね。
だから、ピストン式定水位弁は、水を使う機械の中でとても大切な役割を果たしているんです。
水の量をちょうどよく保ってくれるんです。
※「ボールタップ付ロータンク」の構造と機能
イメージしてみましょう。
ボールタップ付ロータンクは、お家のトイレによくある大事な部品です。
これは、トイレの水を貯めておくタンクの中にある特別な仕組みです。
このロータンクには、「ボールタップ」という浮き球がついています。
この浮き球は水の上に浮かんでいて、水の量によって上下に動きます。
水がタンクにたくさん入っていると、浮き球も上に上がります。
そして、水が満タンになると、浮き球が動いて水の流れを止めます。
これで、タンクの水があふれることはありません。
トイレを流すと、タンクの水が少なくなりますね。
すると、浮き球も下がって、また水がタンクに入るようになります。
タンクに水が十分に入ると、また浮き球が上がって水の流れを止めるんです。
だから、ボールタップ付ロータンクは、トイレのタンクの水の量をちょうどよく保つためにすごく大切なんです。
水が多すぎたり少なすぎたりしないように、ちょうどいい量を保ってくれるんです。
※「ダイヤフラム式ボールタップ付ロータンク」の構造と機能
イメージしてみましょう。
ダイヤフラム式ボールタップ付ロータンクは、お家のトイレにある特別な水のタンクの中にある重要な部品です。
このタンクの中には、「ダイヤフラム式ボールタップ」という名前の部分があります。
ダイヤフラムというのは、ゴムやプラスチックでできた薄い板のようなものです。
このダイヤフラムが水の量によって動いて、水の流れをコントロールします。
トイレを流すと、タンクの水が減りますね。
水が減ると、ダイヤフラムが下がって、新しい水がタンクに入るようになります。
そして、タンクに十分な水が入ると、ダイヤフラムが上がって、水の流れを止めます。
このダイヤフラム式ボールタップは、トイレのタンクにいつも適切な量の水があるようにするためにすごく大切です。
水が多すぎてあふれたり、少なすぎてトイレがちゃんと流れなかったりしないようにしてくれるんです。
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02
適当なのは、ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正です。
この問題は、給水用具の故障が起きたときに、原因に合った対策を正しく選べるかを問う問題です。ポイントは、ピストン式定水位弁では主弁座パッキンの摩耗なら交換が正しく、大便器洗浄弁で吐水量が少ないときは水量調節ねじを左に回して増やすこと、ボールタップ付ロータンクでフロート弁が摩耗しているときは清掃ではなく交換が必要なことです。
ア
この記述は正しいです。
ピストン式定水位弁では、水が止まらない原因の一つとして主弁座パッキンの摩耗があり、その場合の対策は新品への取替えとされています。したがって、主弁座パッキンが摩耗していたので新品に取り替えた、という流れは適切です。
イ
この記述は誤りです。
大便器洗浄弁で吐水量が少ないとき、水量調節ねじを閉め過ぎているなら、吐水量を増やすには右ではなく左に回します。右に回すと、反対に吐水量を減らす方向です。ですので、この記述は回す方向が逆です。
ウ
この記述は誤りです。
ボールタップ付ロータンクで水が止まらない原因が、フロート弁の摩耗や損傷で、すき間から水が流れ込んでいる場合は、対策は分解清掃ではありません。新しいフロート弁に交換するのが正しい対策です。分解清掃で直すのは、弁座に異物がかんでいるような場合です。
エ
この記述は正しいです。
ダイヤフラム式ボールタップ付ロータンクでタンク内の水位が上がらないとき、排水弁のパッキンが摩耗していると、タンクの水をためておけず、便器側へ少しずつ水が抜けてしまいます。そのため水位が上がりにくくなります。この場合は、排水弁パッキンの交換が適切です。メーカーの案内でも、排水弁パッキンの交換が修理方法として示されています。
覚えておくポイントは、故障の原因ごとに対策が決まっていることです。
主弁座パッキンの摩耗なら交換です。
水量調節ねじの閉め過ぎで吐水量が少ないなら、左に回して増やします。
フロート弁の摩耗や損傷なら、清掃ではなく交換です。
排水弁パッキンの摩耗で水がたまらないなら、パッキンを交換します。
この問題では、イとウを誤りと見抜けるかが大切です。特に、ねじをどちらに回すか、清掃でよいのか交換が必要なのかは、よく出るところなので整理して覚えておくと役立ちます。
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