給水装置工事主任技術者 過去問
令和4年度(2022年)
問38 (給水装置工事事務論 問3)
問題文
ア 主任技術者は、公道下の配管工事について工事の時期、時間帯、工事方法等について、あらかじめ水道事業者から確認を受けることが必要である。
イ 主任技術者は、施主から工事に使用する給水管や給水用具を指定された場合、それらが給水装置の構造及び材質の基準に関する省令に適合していない場合でも、現場の状況に合ったものを使用することができる。
ウ 主任技術者は、工事に当たり施工後では確認することが難しい工事目的物の品質を、施工の過程においてチェックする品質管理を行う必要がある。
エ 主任技術者は、工事従事者の健康状態を管理し、水系感染症に注意して、どのような給水装置工事においても水道水を汚染しないよう管理する。
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問題
給水装置工事主任技術者試験 令和4年度(2022年) 問38(給水装置工事事務論 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
ア 主任技術者は、公道下の配管工事について工事の時期、時間帯、工事方法等について、あらかじめ水道事業者から確認を受けることが必要である。
イ 主任技術者は、施主から工事に使用する給水管や給水用具を指定された場合、それらが給水装置の構造及び材質の基準に関する省令に適合していない場合でも、現場の状況に合ったものを使用することができる。
ウ 主任技術者は、工事に当たり施工後では確認することが難しい工事目的物の品質を、施工の過程においてチェックする品質管理を行う必要がある。
エ 主任技術者は、工事従事者の健康状態を管理し、水系感染症に注意して、どのような給水装置工事においても水道水を汚染しないよう管理する。
- ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:正
- ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
- ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:正
- ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
現場では、資格を持った職長さんなどが、これらの職務やっていると思います。二次受け会社の施工管理を持っている人と補佐などが担当します。
ア:〇 工事に伴う断水や水質への影響を最小限に抑えるためにも、水道事業者との綿密な連絡と調整が必用です。
イ:✕ 「適合しない場合」この問題では、~しないは駄目です。
ウ:〇 施工中に写真を撮影したり、検査を行ったりして品質を確保します。これにより、給水装置の信頼性と安全性を高めることができます。現場の職長の仕事です。
エ:〇 正に、これこそ現場では職長さんの役目です。
適当です。
事中において、施工後では確認が困難な部分の品質を施工過程で適切にチェックする品質管理を、この様な文章では主任技術者と言いますが、現場などでは職長さんや主任さんと呼んでいる様です。
難しく書くのがこの手の文ですが、普段工事で使う呼び方が違う事が多々あります。
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02
ア 正しいです。
主任技術者は、公道下の配管工事を行う際に、水道事業者から事前に工事の時期、時間帯、工事方法等について確認を受ける必要があります。
これは、水道事業者が水道施設の管理者であり、工事が既存の給水管や周辺の水道施設に影響を及ぼす可能性があるためです。
また、工事に伴う断水や水質への影響を最小限に抑えるためにも、水道事業者との綿密な連絡と調整が必要です。
イ 誤りです。
基準に合わない給水管や給水用具は、たとえ施主の希望でも使用できません。
給水装置は「構造及び材質の基準(省令)」に適合していることが必須です。
現場の都合よりも安全と基準の順守が優先されます。
ウ 正しいです。
主任技術者は、工事中において、施工後では確認が困難な部分の品質を、施工過程で適切にチェックする品質管理を行う必要があります。
例えば、埋設された配管や内部の接合部など、後から目視確認できない箇所については、施工中に写真を撮影したり、検査を行ったりして品質を確保します。
これにより、給水装置の信頼性と安全性を高めることができます。
エ 正しいです。
水道水を汚染しないことが最優先で、作業者の健康状態の把握と水系感染症への注意が必要です。
病原体を持ち込まないよう、手洗い・器具の衛生管理・適切な防護などを行い、どの工事でも水の安全を守る管理をします。
適当です。
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03
給水装置工事における給水装置工事主任技術者(「主任技術者」)の職務に関する問題です。
ア 正
「主任技術者は、公道下の配管工事について工事の時期、時間帯、工事方法等について、あらかじめ水道事業者から確認を受けることが必要である。」
「水道法施行規則第36条(事業の運営の基準)」
【 第3号:主任技術者は、水道事業者の給水区域で給水装置の配水管から水道メータまでの工事を施行するときは、あらかじめ水道事業者の承認を受けた工法・工期・他の工事上条件に適合するように、工事を施行します。 】
特に公道上の配管工事では、工事の時期・時間帯・方法などについて、あらかじめ関係機関と水道事業者が協議して決定されますので、施工前に水道事業者からの指示内容を確認する必要があります。
イ 誤
「主任技術者は、施主から工事に使用する給水管や給水用具を指定された場合、それらが給水装置の構造及び材質の基準に関する省令に適合していない場合で
もは、現場の状況に合った給水管や給水用具で政令の基準に適合しているものを使用することができる。」「水道法第25条の4(給水装置工事主任技術者)」
【 第3項:給水装置工事主任技術者は、次の職務を誠実に行います。
1) 給水装置工事に関する技術上の管理
2) 給水装置工事に従事者の技術上指導監督
3) 給水装置工事での給水装置の構造及び材質が、政令の基準に適合しているかの確認 】
施主から工事に使用する給水管や給水用具が指定された場合、給水装置の構造及び材質の基準に適合していない場合は使用せず、現場の状況にあった給水管や給水用具を施主の承認を取った上で、使用します。
ウ 正
「主任技術者は、工事に当たり施工後では確認することが難しい工事目的物の品質を、施工の過程においてチェックする品質管理を行う必要がある。」
「水道法第25条の4(給水装置工事主任技術者)」第3項での主任技術者の職務は、
【 1) 給水装置工事に関する技術上の管理 】
が職務になるため、工事目的物の品質管理が、施工後では難しいときは、施工の過程で確認します。
エ 正
「主任技術者は、工事従事者の健康状態を管理し、水系感染症に注意して、どのような給水装置工事においても水道水を汚染しないよう管理する。」
主任技術者の職務は、水道法と省令で次のように定められています。
1) 給水装置工事での技術上管理
2) 給水装置工事に従事者の技術上指導監督
3) 給水装置工事での給水装置の構造及び材質が政令の基準に適合していることの確認
4) 配水管を分岐し、給水管の設置工事の施行時に、配水管位置確認とその連絡調整
5) 配水管を分岐し、給水管の設置工事の工法・工期・他の工事上条件の連絡調整
6) 給水装置工事完了の連絡
以上から、主任技術者の職務と問題文の内容を吟味します。
・主任技術者は従業員の指導監督の立場にあるため、従業員の健康管理・体調管理を行う必要がります。
・例えばクロスコネクションがあって、見逃せば、水道水汚染や水系感染症の拡大になるため、技術的に水が汚染されるような給水構造の有無を確認し、正しい構造とする必要があります。
正
冒頭解説どおり、ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:正 となります。
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