給水装置工事主任技術者 過去問
令和4年度(2022年)
問55 (給水装置の概要 問15)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和4年度(2022年) 問55(給水装置の概要 問15) (訂正依頼・報告はこちら)

給水用具に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • 自動販売機は、水道水を内部タンクで受けたあと、目的に応じてポンプにより加工機構へ供給し、コーヒー等を販売する器具である。
  • Y型ストレーナは、流体中の異物などをろ過するスクリーンを内蔵し、ストレーナ本体が配管に接続されたままの状態でも清掃できる。
  • 水撃防止器は、封入空気等をゴム等により圧縮し、水撃を緩衝するもので、ベローズ形、エアバッグ形、ダイヤフラム式等がある。
  • 温水洗浄装置付便座は、その製品の性能等の規格をJISに定めており、温水発生装置で得られた温水をノズルから射出する装置を有した便座である。
  • サーモスタット式の混合水栓は、湯側・水側の2つのハンドルを操作し、吐水・止水、吐水量の調整、吐水温度の調整ができる。

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この過去問の解説 (3件)

01

以下に解説します。

選択肢1. 自動販売機は、水道水を内部タンクで受けたあと、目的に応じてポンプにより加工機構へ供給し、コーヒー等を販売する器具である。

自動販売機は、水道水を内部タンクで受け取り、必要に応じてポンプで加工機構へ水を供給します。

これにより、コーヒーなどの飲料を販売します。

この記述は、自動販売機の一般的な構造と機能を正しく説明しています。

選択肢2. Y型ストレーナは、流体中の異物などをろ過するスクリーンを内蔵し、ストレーナ本体が配管に接続されたままの状態でも清掃できる。

Y型ストレーナは、配管内の流体中に含まれる異物を取り除くためのスクリーンを内蔵しています。

ストレーナ本体は配管に接続されたままの状態でも清掃が可能です。

清掃時には、ストレーナのキャップを外してスクリーンを取り出し、清掃後に元に戻すことができます。

したがって、記述は正しいです。

選択肢3. 水撃防止器は、封入空気等をゴム等により圧縮し、水撃を緩衝するもので、ベローズ形、エアバッグ形、ダイヤフラム式等がある。

水撃防止器は、水流の急激な停止や方向転換により発生する水撃現象(ウォーターハンマー)を緩和する装置です。

封入された空気やガスをゴムなどの弾性体で圧縮し、衝撃を吸収します。

ベローズ形エアバッグ形ダイヤフラム式などの種類があります。

これらの説明は、水撃防止器の構造と機能を正しく述べています。

選択肢4. 温水洗浄装置付便座は、その製品の性能等の規格をJISに定めており、温水発生装置で得られた温水をノズルから射出する装置を有した便座である。

温水洗浄装置付便座は、JIS(日本産業規格)でその製品の性能や安全性に関する規格が定められています。

この便座は、温水発生装置で加熱した温水をノズルから射出し、洗浄機能を提供します。

記述は、温水洗浄便座の特徴と規格について正しく説明しています。

選択肢5. サーモスタット式の混合水栓は、湯側・水側の2つのハンドルを操作し、吐水・止水、吐水量の調整、吐水温度の調整ができる。

サーモスタット式の混合水栓は、温度調節ハンドル吐水・止水ハンドル2つのハンドルを持つのが一般的です。

温度調節ハンドルで設定温度を調節し、吐水・止水ハンドルで水の出し止めと流量調節を行います。

湯側・水側の2つのハンドルを操作するわけではありません。これは2ハンドル混合水栓の説明です。

2ハンドル混合水栓では、湯と水のそれぞれのハンドルを操作して温度と流量を調節しますが、サーモスタット式混合水栓は温度を自動的に一定に保つ機能があります。

したがって、記述は誤りです。

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02

給水用具として出てきたのが、Y型ストレーナーです。ストレナーには色々ありますが、後々出てくると思います。

選択肢1. 自動販売機は、水道水を内部タンクで受けたあと、目的に応じてポンプにより加工機構へ供給し、コーヒー等を販売する器具である。

ここで言う自動販売機とは、缶ではなく紙コップの自動販売機です。

選択肢2. Y型ストレーナは、流体中の異物などをろ過するスクリーンを内蔵し、ストレーナ本体が配管に接続されたままの状態でも清掃できる。

蛇口の先に丸い網状のものが入っていますが、これもストレーナーの役割をしています。

選択肢3. 水撃防止器は、封入空気等をゴム等により圧縮し、水撃を緩衝するもので、ベローズ形、エアバッグ形、ダイヤフラム式等がある。

水撃防止器はベローズ、エアバッグ、ダイヤフラム式がありますが後に詳しく出て来ます。

選択肢4. 温水洗浄装置付便座は、その製品の性能等の規格をJISに定めており、温水発生装置で得られた温水をノズルから射出する装置を有した便座である。

温水器便座は、給水管から便座へ入れて、細かい銅線に入れ途中を温めてノズルから出す仕組みです。

選択肢5. サーモスタット式の混合水栓は、湯側・水側の2つのハンドルを操作し、吐水・止水、吐水量の調整、吐水温度の調整ができる。

不適当です。

最近の混合水栓は、ワンハンドルタイプが多くなっています。

まとめ

普段使う事が多い文言が出て来ましたが、難しい言い方をするので略語でも覚えておくといいでしょう。

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03

給水用具に関する問題です。

選択肢1. 自動販売機は、水道水を内部タンクで受けたあと、目的に応じてポンプにより加工機構へ供給し、コーヒー等を販売する器具である。

問題文の内容通りです

 

自動販売機は、水道水を冷却あるいは加熱し、清涼飲料水・茶・コーヒーなどを販売する器具で、水道水は、器具内給水配管と電磁弁を通し、水受けセンサーで自動的に供給されます。

 

タンク内の水は、目的に応じ、ポンプから加工機構へ供給され、水道一次側との縁切りは、水受けタンク内の吐水口とオーバーフロー管との、吐水口空間で行われます。

選択肢2. Y型ストレーナは、流体中の異物などをろ過するスクリーンを内蔵し、ストレーナ本体が配管に接続されたままの状態でも清掃できる。

問題文の内容通りです

 

ストレーナは、配管ライン内に流れ込むゴミや、流体に混じる異物・などをろ過して捕捉し、後続のシステム機器を、詰まりや汚れから防ぐのが役割です。

Y形ストレーナは、よく使われるストレーナで、内蔵するスクリーンでゴミを捕らえます。

選択肢3. 水撃防止器は、封入空気等をゴム等により圧縮し、水撃を緩衝するもので、ベローズ形、エアバッグ形、ダイヤフラム式等がある。

問題文の内容通りです

 

水撃防止器は、給水装置の管路途中または末端の器具などから発生する水撃作用を、軽減するか緩和するために、封入空気をゴムで圧縮し、水撃を緩衝する給水用具です。

ベローズ形、エアバック形、ダイヤフラム式、ピストン式等の種類があります。

選択肢4. 温水洗浄装置付便座は、その製品の性能等の規格をJISに定めており、温水発生装置で得られた温水をノズルから射出する装置を有した便座である。

問題文の内容通りです

 

温水洗浄装置付便座は、温水発生装置で得られた温水を、ノズルから射出して「おしり」を洗浄する装置を備えた便座で、フィルターの詰まりに注意を要します。

JIS A 4422(温水洗浄便座)で、規格化されています。

選択肢5. サーモスタット式の混合水栓は、湯側・水側の2つのハンドルを操作し、吐水・止水、吐水量の調整、吐水温度の調整ができる。

サーモスタット式の混合水栓は、温度調整ハンドルの目盛を合わせて、安定した吐水温度が得られます。吐水・止水・吐水量調整は、別途止水部で行う

 

湯水混合水栓は、湯水を混合して1つの水栓から吐水する水栓で、ハンドルやレバーの操作で吐水・止水・吐水流量や吐水温度が調整できます。

2ハンドル式、シングルレバー式、ミキシングバルブ式、サーモスタット式等があります。

 

サーモスタット式は、温度調整ハンドルの目盛を合わせて、安定した吐水温度が得られます。吐水・止水・吐水量調整は、別途止水部で行います。

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