給水装置工事主任技術者 過去問
令和5年度(2023年)
問18 (給水装置工事法 問9)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和5年度(2023年) 問18(給水装置工事法 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

給水管の接合に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • 銅管のろう接合とは、管の差込み部と継手受口との隙間にろうを加熱溶解して、毛細管現象により吸い込ませて接合する方法である。

  • ダクタイル鋳鉄管の接合に使用する滑剤は、ダクタイル鋳鉄継手用滑剤を使用し、塩化ビニル管用滑剤やグリース等の油剤類は使用しない。
  • 硬質塩化ビニルライニング鋼管のねじ継手に外面樹脂被覆継手を使用しない場合は、埋設の際、防食テープを巻く等の防食処理等を施す必要がある。
  • 水道給水用ポリエチレン管の EF 継手による接合は、長尺の陸継ぎが可能であるが、異形管部分の離脱防止対策は必要である。

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この過去問の解説 (3件)

01

以下に解説します。

選択肢1.

銅管のろう接合とは、管の差込み部と継手受口との隙間にろうを加熱溶解して、毛細管現象により吸い込ませて接合する方法である。

適当です。

理由:

銅管のろう接合は、管の差込み部継手の受口との隙間に、ろう材を加熱して溶かし、毛細管現象によってろうを吸い込ませて接合する方法です。

この方法は、銅管同士を強固に接合する一般的な手法であり、記述は正しいです。

選択肢2. ダクタイル鋳鉄管の接合に使用する滑剤は、ダクタイル鋳鉄継手用滑剤を使用し、塩化ビニル管用滑剤やグリース等の油剤類は使用しない。

適当です。

理由:

ダクタイル鋳鉄管の接合に使用する滑剤は、ダクタイル鋳鉄継手用滑剤を使用します。

塩化ビニル管用滑剤グリース等の油剤類は、ゴム輪の劣化や接合不良の原因となるため、使用しません。

したがって、この記述は正しいです。

選択肢3. 硬質塩化ビニルライニング鋼管のねじ継手に外面樹脂被覆継手を使用しない場合は、埋設の際、防食テープを巻く等の防食処理等を施す必要がある。

適当です。

理由:

硬質塩化ビニルライニング鋼管のねじ継手に外面樹脂被覆継手を使用しない場合、埋設時に防食テープを巻くなどの防食処理が必要です。

これは、地下埋設時の腐食を防止し、管の耐久性を確保するためです。

記述は正しいです。

選択肢4. 水道給水用ポリエチレン管の EF 継手による接合は、長尺の陸継ぎが可能であるが、異形管部分の離脱防止対策は必要である。

不適当です。

理由:

水道給水用ポリエチレン管EF(電気融着)継手による接合は、長尺の陸上配管が可能で、施工性に優れています。

EF継手は、融着により管と継手が一体化し、高い接合強度と信頼性を有します。

そのため、通常は異形管部分でも追加の離脱防止対策は不要です。

「離脱防止対策が必要である」という記述は誤りです。

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02

各種配管材の接合継ぎ手との接合に対する、質問です。

選択肢1.

銅管のろう接合とは、管の差込み部と継手受口との隙間にろうを加熱溶解して、毛細管現象により吸い込ませて接合する方法である。

適当です。

銅管のろう接合は、管の差込み部継手の受口との隙間に、ろう材を加熱して溶かし、毛細管現象によってろうを吸い込ませて接合する方法です。トーチ(ターボガス)により火気を使うので、届け出が必要になる場合もあります。

選択肢2. ダクタイル鋳鉄管の接合に使用する滑剤は、ダクタイル鋳鉄継手用滑剤を使用し、塩化ビニル管用滑剤やグリース等の油剤類は使用しない。

適当です。

ダクタイル鋳鉄管の接合に使用する滑剤は、ダクタイル鋳鉄継手用滑剤を使用します。

選択肢3. 硬質塩化ビニルライニング鋼管のねじ継手に外面樹脂被覆継手を使用しない場合は、埋設の際、防食テープを巻く等の防食処理等を施す必要がある。

適当です。

埋設時に防食テープを巻くなどの防食処理が必要です。梁の貫通部なども巻くところもあります。

選択肢4. 水道給水用ポリエチレン管の EF 継手による接合は、長尺の陸継ぎが可能であるが、異形管部分の離脱防止対策は必要である。

不適当です。

通常は異形管部分でも追加の離脱防止対策は不要です。

まとめ

衛生配管は、管主、継ぎ手の種類が多く、覚えるのに何年もかかる事があります。

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03

給水管の接合に関する問題です。

選択肢1.

銅管のろう接合とは、管の差込み部と継手受口との隙間にろうを加熱溶解して、毛細管現象により吸い込ませて接合する方法である。

問題文の内容通りです

 

銅管の接合は、トーチランプか電気ヒーターによる、はんだ接合とろう接合があり、接合には、継手を使用します。

ろう接合は、管の差込み部と継手受ロとの隙間に、ろうを加熱溶解し、毛細管現象を利用して吸い込ませ、接合する方法です。

選択肢2. ダクタイル鋳鉄管の接合に使用する滑剤は、ダクタイル鋳鉄継手用滑剤を使用し、塩化ビニル管用滑剤やグリース等の油剤類は使用しない。

問題文の内容通りです

 

ダクタイル鋳鉄管の接合形式には、K形・T形・NS形・GX形があります。

管の接合に当たっての注意事項は、次のことが揚げられます。

1) 管の接合は、挿し口部外面と受口部内面に付着している油・砂・他の異物を、完全に取り除きます。

2) 締付けは、ラチェットレンチ・トルクレンチ・スパナなどの工具とダクタイル管継手用滑剤を使用して、確実で丁寧に施工します。

3) 滑剤は継手用滑剤に適合する滑剤を使用し、グリース等の油剤類は絶対に使用しません

選択肢3. 硬質塩化ビニルライニング鋼管のねじ継手に外面樹脂被覆継手を使用しない場合は、埋設の際、防食テープを巻く等の防食処理等を施す必要がある。

問題文の内容通りです

 

硬質塩化ビニルライニング鋼管の接合は、ねじ接合で行います。

接合は、専用ねじ切り機で、管端にねじを切ってねじ込む方法で、ねじ継手には、管端防食継手を使用し、埋設のときには、管端防食継手の外面を、合成樹脂で覆った外面樹脂被覆継手を使用します。

外面樹脂被覆継手を使用しないときは、防食テープを巻くなど、防食処理等を施します

選択肢4. 水道給水用ポリエチレン管の EF 継手による接合は、長尺の陸継ぎが可能であるが、異形管部分の離脱防止対策は必要である。

水道給水用ポリエチレン管の EF 継手による接合は、長尺の陸継ぎが可能であるが、異形管部分の離脱防止対策は不要である

 

水道給水用ポリエチレン管の接合には通常、EF 継手とメカニカル継手が用いられます。

EF継手はコントローラから通電し、EF継手内蔵の電熱線を発熱させ、継手内面と管外面の樹脂を加熱溶融して一体化させる方式です。

 

1) 接合方法が確立化していて、EFコントローラで最適融着条件が自動制御されます。

2) 管重量が軽量であり、継手が融着で一体化されるため、長尺の陸継ぎが可能です

3) 異形管部分の離脱防止対策は不要です

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