給水装置工事主任技術者 過去問
令和6年度(2024年)
問23 (給水装置の構造及び性能 問4)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

給水装置工事主任技術者試験 令和6年度(2024年) 問23(給水装置の構造及び性能 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

給水装置の構造及び材質の基準に関する省令に定める耐久に関する基準(以下、本問題においては「耐久性能基準」という。)及び当該省令に定める耐久に関する試験(以下、本問題においては「耐久性能試験」という。)に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • 耐久性能基準は、頻繁に作動を繰り返すうちに弁類が故障し、その結果、給水装置の耐圧性、逆流防止等に支障が生じることを防止するためのものである。
  • 耐久性能基準は、制御弁類のうち機械的・自動的に頻繁に作動し、かつ通常消費者が自らの意思で選択し、又は設置・交換しないような弁類に適用される。
  • 耐久性能試験において、弁類の開閉回数は10万回とされている。
  • 耐久性能基準の適用対象は、弁類が給水用具の部品として備え付けられている場合も含まれる。

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

給水装置の構造及び材質の基準に関する省令に定める耐久に関する基準を押さえておきましょう。

選択肢1. 耐久性能基準は、頻繁に作動を繰り返すうちに弁類が故障し、その結果、給水装置の耐圧性、逆流防止等に支障が生じることを防止するためのものである。

記述の通りです。

選択肢2. 耐久性能基準は、制御弁類のうち機械的・自動的に頻繁に作動し、かつ通常消費者が自らの意思で選択し、又は設置・交換しないような弁類に適用される。

記述の通りです。

選択肢3. 耐久性能試験において、弁類の開閉回数は10万回とされている。

記述の通りです。

選択肢4. 耐久性能基準の適用対象は、弁類が給水用具の部品として備え付けられている場合も含まれる。

耐久性能基準の適用対象は、弁類単体として製造・販売され、施工時に取付られるものに限られる為、この記述は誤りです。

参考になった数77

02

耐久性能基準に関する問題です。

耐久性能基準は水道法に基づき、給水装置の構造及び材質の基準が設けられています。

また、過去の問題では今回と同じ記述で出題されることが多々あるため、一つずつ的確に確認して解答しましょう。

選択肢1. 耐久性能基準は、頻繁に作動を繰り返すうちに弁類が故障し、その結果、給水装置の耐圧性、逆流防止等に支障が生じることを防止するためのものである。

設問の通り、適当です。

 

耐久性能基準は、繰り返し作動することによって起こりうる給水装置の耐圧性や逆流防止等の支障を未然に防ぐためにあります。

選択肢2. 耐久性能基準は、制御弁類のうち機械的・自動的に頻繁に作動し、かつ通常消費者が自らの意思で選択し、又は設置・交換しないような弁類に適用される。

設問の通り、適当です。

 

過去の問題では文章最後の『設置・交換しないような』を『設置・交換できるような』といった記述で誤りのケースが多くみられます。設問を注意して解答しましょう。

選択肢3. 耐久性能試験において、弁類の開閉回数は10万回とされている。

設問の通り、適当です。
 

給水装置の弁類は、耐久性能試験において開閉回数は10万回とされています。
なお、耐圧性能、水撃限界性能、逆流防止性能、負圧破壊性能などは、それぞれ別に定められた性能基準です。

選択肢4. 耐久性能基準の適用対象は、弁類が給水用具の部品として備え付けられている場合も含まれる。

不適当です。

 

×弁類が給水用具の部品として備え付けられている場合も含む

弁類単体として製造、販売され、施工時に取り付けられるものに限定される

 

上記のように、給水用具の部品として備え付けられている場合は含みません。よってこの記述は誤りです。

参考になった数3

03

給水装置の構造及び材質の基準に関する省令に定める耐久に関する基準及び耐久に関する試験に関する問題です。

選択肢1. 耐久性能基準は、頻繁に作動を繰り返すうちに弁類が故障し、その結果、給水装置の耐圧性、逆流防止等に支障が生じることを防止するためのものである。

問題文の内容通りです

 

耐久性能基準は、頻繁な開閉動作を繰り返すことで、弁類の耐圧性能・水撃限界性能・逆流防止性能へ生じる支障を防止するための基準です。

弁類は一定回数の開閉操作後の耐圧性能、水撃限界性能、逆流防止性能を有することが、基準省令の規定で定められています。

基準省令とは、「給水装置の構造及び材質の基準に関する省令」です。

【 第7条(耐久に関する基準)

弁類は、耐久性能試験により10万回の開閉操作を繰り返し後、給水装置に係る「耐圧性能」、「水撃限界性能」、「逆流防止性能」を有することが必用です。 】

選択肢2. 耐久性能基準は、制御弁類のうち機械的・自動的に頻繁に作動し、かつ通常消費者が自らの意思で選択し、又は設置・交換しないような弁類に適用される。

問題文の内容通りです

 

制御弁類のうち機械的・自動的に頻繁に作動する弁は、異常があっても通常では発見しにくく、それを消費者が自分の判断で選択したり、設置・交換することは難しいため、耐久性能基準で対応します。

選択肢3. 耐久性能試験において、弁類の開閉回数は10万回とされている。

問題文の内容通りです

 

耐久性能基準は、制御弁類のうち機械的・自動的に頻繁に作動し、かつ通常消費者が自らの意思で選択し、又は設置・交換しないような弁類に適用され、開閉回数は型式承認基準に準じて 10万回としています。

 

制御弁類の開閉頻度は使用条件で大きく異なりますが、10 万回の開閉回数は、最低約2~3年程度に相当します。

選択肢4. 耐久性能基準の適用対象は、弁類が給水用具の部品として備え付けられている場合も含まれる。

耐久性能基準の適用対象は、弁類が給水用具の部品として備え付けられている場合は、含まれない

 

耐久性能基準の適用対象は、弁類単体で製造・販売され、施工時に設置された弁類に限定されます。

 

理由は、弁類が給水用具の部品として設置されているとすると、製品全体としての耐久性などの基準に沿っていることが必要で、耐久性の維持が必要になりますが、弁類だけに限ったものでなく他の給水用具部品の耐久性の規定にも及ぶことになり、合理的でないためです。

参考になった数1