給水装置工事主任技術者 過去問
令和7年度(2025年)
問54 (給水装置施工管理法 問3)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和7年度(2025年) 問54(給水装置施工管理法 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

給水装置工事の施工に当たり、安全管理に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア 工事の施工に当たり、地下埋設物の有無を十分に調査するとともに、近接する埋設物がある場合は、道路管理者に立会いを求める等によってその位置を確認し、埋設物に損傷を与えないよう注意する。
イ 工事中、予期せぬ地下埋設物が見つかり、その管理者が分からないときには、安易に不明埋設物として処理するのではなく、関係機関に問い合せる等、十分な調査を経て対応する。
ウ 工事中、火気に弱い埋設物又は可燃性物質の輸送管等の埋設物に接近する場合は、溶接機、切断機等火気を伴う機械器具を使用しない。ただし、やむを得ない場合は、所管消防署と協議し、保安上必要な措置を講じてから使用する。
エ 施工従事者の体調管理に留意し、体調不良に起因する事故の防止に努める。また、酷暑期には十分な水分補給と適切な休養を促し、熱中症の予防に努める。
  • (ア) 正  (イ) 正  (ウ) 誤  (エ) 誤
  • (ア) 誤  (イ) 正  (ウ) 誤  (エ) 正
  • (ア) 誤  (イ) 誤  (ウ) 正  (エ) 正
  • (ア) 正  (イ) 誤  (ウ) 正  (エ) 誤
  • (ア) 誤  (イ) 正  (ウ) 正  (エ) 誤

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この過去問の解説 (1件)

01

適当なのは、「(ア)誤(イ)正(ウ)誤(エ)正」という組み合わせです。

この問題は、給水装置工事の安全管理について、地下埋設物の確認先と、火気を使う場合の協議先を正しく理解しているかがポイントです。近くに地下埋設物がある場合は、道路管理者ではなく、原則としてその埋設物の管理者に立会いを求めます。また、火気を伴う機械をやむを得ず使う場合も、所管消防署ではなく、まず当該埋設物の管理者と協議する必要があります。

選択肢2. (ア) 誤  (イ) 正  (ウ) 誤  (エ) 正

この記述は誤りです。

地下埋設物の有無を十分に調査することや、埋設物に損傷を与えないよう注意することは正しい内容です。

しかし、誤っているのは、近接する埋設物がある場合に道路管理者に立会いを求めるとしている点です。

地下埋設物には、ガス管、電気ケーブル、通信線、下水道管など、さまざまなものがあります。それぞれ管理者が違うため、位置を正しく確認するには、原則として当該埋設物の管理者に立会いを求める必要があります。道路管理者に立会いを求める、という記述は適切ではありません。

 

この記述は適切です。

工事中に、予定していなかった地下埋設物が見つかることがあります。そのとき、管理者が分からないからといって、安易に不明埋設物として扱うのは危険です。

たとえば、ガス管や電気ケーブルであれば、破損によって火災、感電、停電などの大きな事故につながるおそれがあります。

そのため、関係機関に問い合わせるなど、十分に調査してから対応する必要があります。この記述は、安全管理として適切です。

 

この記述は誤りです。

火気に弱い埋設物や、可燃性物質を通す管の近くでは、溶接機や切断機など、火気を伴う機械器具を使わないことが原則です。この部分は正しい内容です。

しかし、やむを得ず使用する場合の協議先が所管消防署となっている点が誤りです。

この場合に協議すべき相手は、基本的に当該埋設物の管理者です。その埋設物の性質や危険性を一番よく把握しているのは、その埋設物を管理している者だからです。したがって、消防署と協議すれば足りる、という形の記述は適切ではありません。

 

この記述は適切です。

工事では、作業内容そのものだけでなく、施工従事者の体調管理も大切です。体調が悪いまま作業すると、注意力が下がり、転倒、接触、機械の操作ミスなどの事故につながるおそれがあります。

また、暑い時期には、十分な水分補給適切な休養をとらないと、熱中症になる危険があります。

そのため、体調不良による事故を防ぎ、酷暑期には熱中症の予防に努めるというこの記述は適切です。

まとめ

覚えておくポイントは、地下埋設物に関する確認や協議は、その埋設物の管理者を中心に行うということです。

道路の工事だからといって、すべて道路管理者に立会いを求めればよいわけではありません。また、火気を使う場合も、消防署だけでなく、まず危険が関係する埋設物の管理者との協議が重要です。

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